佐藤 園子(さとう そのこ)

訪問介護事業所管理者・介護士・介護タクシー運転手。
秋田県井川町出身。由利本荘市在住。
東北福祉大学 産業福祉学科で会社の衛生管理・食品衛生管理を学ぶ。
介護福祉士、児童福祉士、社会福祉主事任用資格取得。
中学・高校時代は吹奏楽部所属。
高校時代は3年間全国大会出場の強豪校。
担当楽器はホルン。
夫、娘と3人家族。

前編

●‥‥こどもの頃から介護の道を目指していたんですか?

福祉大学に進んだのですが、
実はそれほど高い志を持っていたわけじゃないです。

大学に行けば、やりたいことが見つかるかな?と
のんびり構えてた感じでした。

●‥‥で、見つかった?

それが、あっという間に4年がすぎてしまって(笑)。

卒業後、紹介してもらった仕事が介護の仕事だったんです。
でも、やってみて好きな仕事だったのでしょうね。
今も続いてますから……。

ただ、自分の理想とするものを
未だに追い求めてる感じではあります。

●‥‥その”理想”ってなんでしょうか?

その人がいかに「よかった」と思えるか。

いい最期を迎えるために
自分にどれだけのことができるか?と求めていたら
この仕事をやめられなくなりました。

●‥‥それだけ多くの方を おくりだしているということですね。

おくるたびに
「もっといろんなことができた」と思っちゃうんです。

向き合っている時は
しんどい時もあるけれど、
「亡くなったよ」って聞いたときに
もっとこんなことができたかな?とか
未だに思いながら仕事をしています。

そこは永遠のテーマになるのかなと思います。

●‥‥今の主な仕事の形は、介護タクシーなんですね。

病院に行くお手伝いをしています。

介護タクシーは、私が勤務している事業所で5台。
うち、女性運転手は私だけです。

自宅で生活してる人の お手伝い(訪問介護)をするのが中心です。

病院に行く人の時間は早いので、
7時には会社に行きます。

●‥‥普通のタクシーとの違いはなんですか?

利用者が車椅子に乗ったまま乗車できるというところです。

希望があればベッドにいる状態から、
移動、着替えの手伝いをすることもあります。

そこが、介護タクシーの特長じゃないでしょうか。

介護タクシーの運転手は、
介護の資格がないとできないので。

自動車2種の免許介護の資格が必要です。

介護をしつつ、安全に移動する。

普通のタクシーであれば、
ドアは開いているけれど、そこまでは自分で行きます。

介護タクシーなら、お家から、
病院の 例えば2階のBブロックまでとか…。

お手伝いの幅が広いですね。

インタビュアー:鶴岡 慶子