野上 今日子(のがみ きょうこ)
長野県中川村 結婚相談所所長
東京都世田谷区出身。
大学を卒業後、芸能界、バー経営を経て婚活業界へ。
2020年8月長野県中川村に移住。
現在は、中川村結婚相談所の所長としての婚活のサポートに加えて
移住定住促進や観光案内所で集落支援の仕事にも携わっている。

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Vol.3

●‥‥お店を畳むのは、エネルギーがいる事じゃなかったですか?

”あと1年頑張っても良かったんじゃないか”って言ってくれる人もいました。
それで10年やったと言えますから。

あのまま細々とやっていくことはできたんですが、
当時、2011年の東日本大震災をきっかけに
世の中がちょっと変わったなって感じて、
そこから1年続けましたけど
これは潮時なんじゃないかと、野生の勘が働きました

●‥‥野上さんは、潮目を読む力に長けている気がします。

ほんと、私 ケモノの勘があるんですよね。

「10年続けた」という
つまらないプライドのためにタイミングは逃せないと。
やっぱり「今だ」って思いましたね。

商売って「今だ」と思ったらやめた方がいいと私は思っていて、
急にやめるって言ったから皆びっくりしてましたね。

常連さんもたくさんいてくれたので
惜しんでくれたのがうれしかった〜。

●‥‥そこから、いよいよ婚活業界に参入していくわけですね?

結婚してないのに結婚相談所で働けるのは、
お店で毎日毎日
独身男女の恋愛相談をずっと聞いていたこと……。

あの経験が生かされました。

●‥‥芸能界からバー経営、そして婚活業界。野上さんの中ではちゃんと繋がっているんですね。

振り返るとお店をやっていた9年間
毎日話を聴くっていう実践ができていたってことですよ。

お店の経験は、本当に面白かったです。

これまでのすべてのパーツ、全ての仕事が
今の私を作るためのものでした。

これまでの人生を振り返った時、
それは、点と点が線になった感じじゃなく、
その点にも、その時その時の経験の深さが奥行きをつくるので、
ただ通過したように思えることでも、
「面」が繋がって立体的な感じがしています

今までのお仕事は、全部が私がやりたいことでした。
やりたいことに出会えることって本当に幸せなことです。

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インタビュアー:鶴岡 慶子