おおいわ ともよ

大岩 知世

ブライダルMC 。
神奈川県座間市出身。
20代半ばで大病を患うも闘病生活を乗り越え、
イベント制作会社ディレクター職を経て、現職。
現在は、地域のコミュニティFMでパーソナリティも務めている。

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【1】

◆…声の仕事との出会いはどのようなものだったのですか?

少女時代は、神奈川県のほどよい田舎で育ちました。

高校を卒業するまで、地元しか知らなかったのですが、
当時、語学留学が流行っていて、
私も(その流れに乗って?)アメリカに行ったんです。

世界中の人と、 そして日本人でも全国の人と知り合うことになったので、
視野がぐーんと広がったんですよね。

帰国後 神奈川で博覧会があって、
そこでコンパニオンをやりました。
そこが声の仕事との出会いかも知れません。

もともとお祭りが好きで、
学校では文化祭で張り切るタイプでしたから
イベントのお仕事は合っていたのだと思います。

◆…結婚前は大病をされていますね。

そうなんです、悪性リンパ腫。

25歳の時に発症して、26歳の誕生日は病院で迎えました。

◆…病名を宣告されたときはどう思いましたか?

親はたぶん心配してびっくりしちゃったと思うのですが、
私自身は、若くてその重大さがよくわからなかったです。

テレビで抗がん剤治療を見たことがあるけれど
どんなおっきい病気かって わからなかったんですよね。
説明を聞いても半分ぐらいしかわかりませんでした。

今みたいにインターネットもなく、
調べることもないし、知識もなかったのです。
いろいろ調べちゃったら すごくおそろしいって思ったと思うんです。

8か月ぐらい闘病生活が続きました。

結構つらかったですね。
こんなに大変なんだ!、こんなに苦しいんだ!って思いました。

でも今は、元気です。

◆…ブライダルMCの道に進むことになった経緯はどういうものですか?

自分の結婚式がきっかけでした。

幸せのお手伝いができるなんて、
なんて素晴らしいものだろう!と思って
憧れてブライダルの勉強を始めました。

◆…社会復帰に、苦労なさったんじゃないですか?

闘病後、1年ぐらい経つと
友達と会ってご飯食べたりとかが できるようになっていきました。
その頃夫と出会って結婚して ブライダルの仕事とも出会うのです。

楽しくイベントの仕事をしてはいたものの、
いろんな施設の立ち上げなどに携わって
徹夜で準備して仕事をしていたので 結構きつかったですね。

今考えたら体力なかったですよね。

並行してブライダルMCの勉強もスタートしました。

◆…今までどれくらいのお手伝いをなさってきたのですか?

去年(2021年)12月で
1715組の披露宴をお手伝いしてきました。

初めての時は、心臓飛び出すんじゃないか? と思うぐらい緊張しました。

デビューしてから20年になりました。

インタビュアー:鶴岡 慶子