シンガーソングライター
2006年資生堂〈マキアージュ〉タイアップ曲「My Brand New Eden」でメジャーデビュー。
以降、テレビやコマーシャル、アニメ、舞台の音楽等、数々の作品を手掛ける。
2018年、世界的人気のアニメシリーズ
「フルメタル・パニック Invisible Victory」の主題歌を手がけ、アルバムをリリース。
ヒットを記録し、大きな注目を集める。
近年はプロデュースも手がけ、2020年5月にはトリオアルバム「VITA NUOVA」を発表。
また、音楽のみならず、
舞台やドラマ（NHKドラマ10「聖女」）に出演する等、
表現者として多彩に活動の場を拡げている。
◼️…「Open Eyes Only」高音が心地いいですね。
世界が、宇宙がちゃんと繋がっている….。
その広がっている宇宙が 実は自分の心だった…..。
そんな世界観を伝えるために
結構高く歌い始めていて、すっごい高い音程ですよね（笑）
結局 2回転調をしています。
この歌の世界観をより伝えようと思ったときに
ディレクター（天野 裕士さん）の提案で
転調してくのはどうだろう？っていうのでどんどん高くなっているんです。
そこまで声が出るかな？って 思いながら（笑）歌いました。
コロナ禍でみんなそれぞれが
閉ざされたところにいるようだけれど、
実は私からあなたに繋がっていて
それがたくさんの人にも繋がっているんですよね。
そういう思いを伝えられていると思います。
◼️…自分の中の世界ってどういうことでしょう？
世界を閉じてしまえばそれで終わっちゃう。
東京の自分の家の小さい窓から
本当に小さい世界しか描かなければ
それで私にとっての世界が終わってしまうんですよね。
私が『そこ』にいても
世界中の家族や友達と繋がっていると思えたら
世界はちゃんと広くて「すべて心次第」なんだって思います。
そういうことがこの曲のメッセージとしてあって
「宇宙は私」っていう最後の歌詞に繋がるんです。
◼️…＃アートにエールをにも掲載してましたね。
世界中がロックダウンになる中、
新しい曲を書こう。
今感じていることを、伝えられることを形にしてみようと思いました。
◼️…いま、会えないからこそ繋がっていることを確かめた…とはどういうことですか？
いま、離れ離れになったけれど….。
みんなが共有している気持ちっていうことでしょうか。
このおっきいタマルちゃんが
愛の目になって、世界に拡散して
思いはひとつで、心はひとつだよっていうことを
メッセージとして込めました。
◼️…これが、おっきいタマルちゃん！ですね？
牧かほりさんに私の顔を描いてもらいました。
牧さんに線描で描いてもらえませんか？って言って
その絵を歌のモチーフにして映像を作って
一緒に＃アートにエールををやりませんか？って声をかけたんです。
顔の前で歌うっていうイメージがありました。
その顔の絵が お守りというか象徴というか
いわゆる モノリスとして
目に見える形で心は繋がっているんだってことを表現したかったんです。
音楽だけじゃなく、見て感じること、映像でも
世界の人たちに送りたいと思いました。
その絵をお部屋のどこかに飾ってもらったり
Tシャツにプリントしてもらったり
それが私の顔にはなっているけれど、
あくまでも象徴としての’愛の目’としてみんなを繋いでいる…そんな作品になりました。
インタビュー記事
