あらい ひろこ
新井 寛子
* 埼玉県出身
* 元・金融機関勤務(21年間)
* ハワイでの体験をきっかけに、ロミロミを学び始める
* 自宅サロン「Hiro Mana」を開業
* ロミロミセラピスト/レイキティーチャー/アロマライフアドバイザー/ライフツリーカードトレーナー
* フラダンス歴18年。神社仏閣巡りが趣味
* 夫と2人の子どもと4人暮らし
あらい ひろこ
* 埼玉県出身
* 元・金融機関勤務(21年間)
* ハワイでの体験をきっかけに、ロミロミを学び始める
* 自宅サロン「Hiro Mana」を開業
* ロミロミセラピスト/レイキティーチャー/アロマライフアドバイザー/ライフツリーカードトレーナー
* フラダンス歴18年。神社仏閣巡りが趣味
* 夫と2人の子どもと4人暮らし
◼️…ロミロミとは、どのような施術なのですか?
ロミロミは、ハワイに古くから伝わる伝統的な癒しの技法で、
“愛を込めた手”という意味があります。
単なるマッサージではなく、心・体・魂に働きかけて、
バランスを整えるという考え方が根底にあります。
私のサロンに来てくださるお客さまの中には、疲れを取りたいという目的だけでなく、
「人生の節目で立ち止まったとき」や
「自分自身を見つめ直したいとき」に来られる方も多いんです。
手のひらから伝わる温かさや、丁寧に呼吸を合わせるような施術の中で、ふっと涙が出る方もいます。
それは、心の奥に触れているからかもしれません。
私はロミロミを“魂のマッサージ”だと思っています。
施術風景
◼️…ロミロミとの出会いは、どのようなものだったのでしょう?
きっかけは、40歳のときにひとりで行ったハワイ旅行でした。
夜空を見上げていたとき、突然、“ロミロミ”という言葉が頭に浮かんできたんです。
それまで聞いたこともなかったのに、
なぜかその言葉が、すーっと心の中に入ってきたのを覚えています。
マウナケアの星空(ロミロミとメッセージを受け取った場所)
日本に帰ってから「銀座でロミロミの体験会があるよ」と声をかけてくれた友人がいました。
すぐに参加を決めました。
やってみたら楽しくて仕方がなかったんです。
お仕事をしながら、週末はロミロミのスクールに通うようになりました。
◼️…それまでは、金融関係のお仕事をされていたんですよね?
はい。東京の信用金庫に就職しました。
もともと人と話すのが好きだったので、接客のある仕事がしたいと思っていたんです。
キャビンアテンダントや新幹線のパーサーの道もありましたが、
(試験にはパスしたのですが)正社員制度がないということで、
金融の道を選びました。
銀行では、窓口業務もありますから
接客に通じると思って軽い気持ちで進んだのですが、
金融業界は勉強、勉強、勉強!で(汗)
学校を卒業したら勉強から解放されると思ったのに
ここからが本当の学びなんだと気付かされました。
金融って資格あって、相続、税務、融資、預金、保険業法….。
宅建を取る人もいますね。
私もFP(ファイナンシャルプランナー)をはじめ、金融窓口サービス技能検定1級など、たくさんの資格をとりました。
資格を取ることによって、
自信を持って窓口でお客様に対することができますし、
自分の生活にも(家を買うこと、資金運用、相続など)生かされることなので、
そこで得た知識はありがたいことでした。
◼️…銀行の業務で一番大事なことはどんなことでしたか?
倫理観と信用です。
お客様のお金を扱う仕事なので、コンプライアンスは絶対。
最初に覚えるのは、通帳の入出金や定期預金の証書の作成などの事務処理(オペレーション)。
そして、関連する法律知識も必須です。
銀行が15時に閉まった後は、伝票と現金が1円単位で合っているかをチェック。
ズレていたら、すべての伝票を見直します。
遅いときは23時まで残業になることも…。
「私が払うから終わりにしたい」と思っても、それは法令違反。
どんなに大変でも、ごまかしは絶対NG。
だからこそ、その中で培った「正確さ」「誠実さ」「責任感」は、
どんな仕事にも通じる大切な力だと、今になって感じます。
◼️…長く続けたんですね。
結婚してからもフルタイムで働きました。
2人目が生まれてから時短で勤務でしたが21年間金融の世界にいました。
金融商品、相続の対応、資金の運用などいろんな仕事を経験しました。
本部から表彰されたこともありましたし、仕事としても評価されていたと思います。
中でも得意だったのは、お客さまとの信頼関係づくりです。
私の対応を気に入って「あなたがいるからこの支店に通うのよ」と言ってくださる方もいました。
それが自分のやりがいにもつながっていました。
長く働く中で結婚、出産もしました。
◼️…妊娠や出産に関わるタイミングで、お仕事を続けるうえで葛藤や大変だったことはありましたか?
経営会議にも出ていた窓口業務のマイスターだった時、
1人目の妊娠で切迫流産で絶対安静と言われたんです。
真面目すぎるところもあって、
会社に迷惑をかけている、後ろめたいという気持ち。
いわゆるマタニティブルーだったのですが、
今ならそんなこと思わないで、
体が一番大事だし、自分しか自分の体のことは分からないから、
そんなに気負うことないよっていう風に言ってあげたいですね。
復帰できたのは育休後でした。
金融の世界は1年休むと「浦島太郎」状態です。
当然マイスターには戻れないですよね。
まずは休んでいる間に改定された規定などを読みあさって取り戻すことが最優先でした。
2人目の時もやはり切迫流産になって入院しました。
幸い 安定期に入って仕事復帰できました。
産休まで働けたのは自分の中で良かったと思っています。
フラシスターズ 17年継続中