国が育てる人材
防災は、だれか一人の専門家だけで成り立っているものではありません。
国の制度の中で育てられ、役割を与えられた人。
資格制度を通じて専門性を身につけ、地域で活動する人。
それぞれ異なる道をたどりながら、同じ「地域防災の現場」に立っています。
防災とは本来、一部の専門家だけが担うものではなく、
すべての住民が、それぞれの立場で関わる営みである――と考えています。
#防災のしくみをひもといていくシリーズでは、
国がどのように防災の専門人材を育ててきたか(育てているか)、
いつ、どのような制度が始まり、どのような役割が与えられているのかを、5回にわたって整理していきます。
図は、国の防災人材育成について可視化したものです。
防災は、資格や肩書きだけで完結するものではありません。
制度の背景を知り、役割の違いを理解することで、
はじめて「誰が、どんな場面で、何を担っているのか」が見えてきます。
このあと、国が育てる人材について、
制度の成り立ちや実際の活動、現場で果たしている役割を深掘りしていきます。

