江戸時代から続く奉納煙火の文化を受け継ぎながら、
越後・片貝の地で、四尺玉という唯一無二の挑戦を重ねてきた片貝煙火工業。
その花火は「大きさ」だけで語られるものではなく、
地域とともに在り続けるための覚悟と、試行錯誤の積み重ねでもありました。
安全を最優先にした独自の製法と、奉納者の思いに向き合う姿勢は、
「大きさ」だけでは測れない、花火づくりの哲学を物語っています。
人の節目と祈りを託す奉納の行為として受け継がれ、
人と人をつなぎ続けてきた片貝まつり。
人口減少という現実に直面しながらも、
片貝煙火工業は、花火を通してこの土地と未来をつなごうとしています。
花火は一瞬で消える。
けれど、その一瞬が人の記憶に残り、地域の物語となって積み重なっていく。
片貝煙火工業 三代目 本田和憲氏に聞きました。

本田 和憲氏(右)



